山田町の「電車を望む箱の家」
negla(ねぐら)設計室の原田です。
毎年12月は定期点検という名の小旅行。岩手県の山田町に行きます。
弊社で設計施工の現場では最北端にある「電車を望む箱の家」と「海を望み太陽と暮らす家」
今回は「電車を望む箱の家」のご紹介。
出会いは暮らし手さまのご紹介。皆さんは山田町をご存知ですか?
大変申し訳ないのですが、私は知りませんでした。その為最初山田町とのお話があった時、宮城県にある山田町と勘違いをしておりました。
今では「かなえおおはし」が開通し片道3時間程度ですが、当時は片道4時間。海沿いをひたすら走る気持ちのいい道路です。(ちょっと眠くなります。)
そんなこんなで山田町。
三陸鉄道が敷地の正面を走る土地にて暮らしのお手伝いをさせて頂きました。
暮らしの名前にもある「電車を望む」ですがそれがこちらの横細長窓。
この窓の中を三陸鉄道が走っていきます。
造作で作ったキッチンダイニングに座っているとたまに走り去る電車。
テレビの代わりにプロジェクターを使用する事が決まっていたので日中でも光の量を絞りたい事、駅が近いので低速になる電車から室内がよく見えてしまう事等考慮し最初は窓を設置しない事も検討しましたが、電車が目の前を走る土地ってそんなにないし、という事でご提案。採用頂きました。
それ以外にも工夫いっぱいの素敵な暮らしです。
詳しくは実例をチェックしてください。
それではまた。