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陽光に包まれながら暮らす狭小地のnegla
スタッフブログ 2025.1.23

こんにちは、高木です。

来る1月25日(土)・26日(日)、お施主さまのご厚意により予約制にて新築完成見学会を開催させていただけることになりました!
今回はそのお家のことについて書いてみたいと思います。

お施主さまとの出会いは一昨年の完成見学会でした。
当時はまだ建設地が決まっておらず、「予算を考えながら一緒に土地を探しましょう」となったのがお家づくりの始まりでした。

御希望されている建設地は市内でも屈指の人気のエリア。しかも物件数が少なくこれは長期戦になるかな・・・と思い始めた矢先のことでした。ご希望のエリアや予算にばっちりはまった物件が出てきたのです。
悩んでいるとすぐに買い手がついてしまうのが今の仙台の不動産事情です。さっそく日照条件や周辺環境を調査してGOサインを出させていただきました。

今回の建設地は敷地面積が30坪程度という所謂狭小地で、背の高い建物が周囲を取り囲んでいる環境でした。
なにも考えずに設計をしてしまうと真っ暗で暮らしにくいお家になってしまいそうな条件です。
それに加えてお施主様のお家づくりに関するご要望を、これらの条件をクリアしながら建物に組み込んでいくことになります。
ちなみにお施主様からは大まかには以下のようなご要望をいただきました。

・駐車場を2台分

・物置スペース

・植栽帯

・可能な限り室内を明るくしたい

・将来的に親との同居も視野にした間取りにしたい

・今使っている家具を引き続き使いたい

それらの条件をポジティブな要素に変換するのが私たちnegla設計室の腕の見せ所です。
今回は南側隣地に背の高い既存住宅があったので、それをかわして太陽光を取り入れる設計を心掛けました。

そのために高度斜線制限ギリギリまで建物高さを引き上げて北下がりの片流れの屋根形状とし、内部は屋根勾配なりの天井にしてロフトにハイサイドのサッシを設置しました。
その際に2階ロフトから取り入れた陽射しが1階に落ちるようにハイサイドサッシと相対する位置に吹き抜けを設け、吹き抜けとハイサイドサッシの位置関係を優先させる為に2階の南側をオーバーハングさせました。

また、間取りとしては将来的に家族構成が変わる可能性を踏まえて可変性のある空間構成としました。
そしてこれらの機能的な部分を軸に設計した結果、とても可愛らしいファサード(外観)になりました。

立地としてはまさに市内の中心部に位置するのですが、太陽光や空間的な豊かさを諦めるのではなく、与えられた条件の中でそれらを追及することが出来た物件だと感じています。

都市型なのに、自然と調和する。 世界に一つの家族が帰る場所-negla-

そんなお家になりました。
文章では伝えきれない部分もありますので是非見学会にお越しになって外観・内観をご覧になってみてください。
ご予約、お待ちしております。

完成見学会のご予約は画像をクリック!