地鎮祭
高木です。
季節外れの暑い日々が続きますね。11月に気温28度なんて場所もあったようです。
秋という季節が無くなってしまったようで少し感傷的な気持ちになっていました。
とはいえ、まるで初夏の陽気を思い起こされる天気も悪いことばかりではなく、
先日執り行った地鎮祭は晴天に恵まれ、暖かな陽射しに包まれながらの式となりました。
ねぐらでお家を建てるお施主さまのほとんどは地鎮祭・上棟式の開催を希望されます。
20代30代の方が未だにそういった神事を大事にしてくださることはとても嬉しく思います。
さまざまな技術が発達し、AIと会話する今の時代にあってもお家を建てるのは人の手になります。そこには職人の気持ちや設計者と施主の想いが込められています。
その想いを誰一人ケガをすることなく安全に形にする為に地鎮祭や上棟式といった式を通して祈念する。それだけで気持ちが温かくなります。
四季が無くなりつつあり、昔の日本を思い返すことが多くなったりもしますが、この風習はこれからも長く残ってくれることを願っています。