高木です。
このたびの「令和6年能登半島地震」により被害にあわれた皆様に謹んでお見舞い申しあげますとともに、被災地の一日も早い復旧を、心よりお祈り申しあげます。
元旦に震度7の地震が石川県を襲いました。緊急地震速報が鳴り響いた瞬間に3.11の震災が脳裏を過りました。
東日本大震災が発生した日、あまりの寒さで凍える中、無情にも雪が降ってきたのを鮮明に覚えています。
自然の力の前ではあまりにも無力だなと幸いなことに車内に避難出来た私ですらそう感じたのですから屋外にいた方の絶望感たるや私の比ではなかったことでしょう。
ビルの屋上に避難していた友人は降り積もる雪を眺めながらここで死ぬのかな、と考えていたそうです。
実際、被災地では低体温症で亡くなられる方も多かったと聞きます。
今回甚大な被害を被った石川県では降雪により復旧作業の遅れや、二次被害が懸念されています。
この寒さのなか救助を待つ方がどれほど辛いを思いをされているか、痛いほど分かります。
一日でも早く日常の生活に戻れることを願って止みません。
今回印象的だったのは建物が倒壊する映像でした。せめて住人が屋外に逃げ出すまで建物の倒壊を防げていれば被害の規模はまた違ったものになっていたかもしれません。
私たち工務店が担う業務の責任の大きさを再認識すると共に、日々の仕事を通じて家族や生活を守るお家づくりしようと決意しました。
そして、その積み重ねが結果として街を守る防災になればそんなに嬉しいことはありません。
とにかく今は一刻も早く被災地の方が暖かい環境で体を休めることが出来るよう、心から願っております。