築40年の戸建てリフォーム キッチン編①
高木です
前回のリフォーム工事の続きを書きたいと思います。
今回は台所編です。
先ずは工事前の写真から
一般的な壁付けキッチン台ですが、40年以上使われてきた年季が感じられます。
今回お施主さまからは、生活の核となるような、居心地の良い台所にしたいとご要望がありました。
その上で現地を確認させていただくと、リビングとの間には壁と扉がある、独立した配置の台所でした。
よく言えばプライバシーが保たれるのですが、コミュニケーションを取りながら料理を作るといった使い方には向いていないとも言えます。
先ずはリビングと台所の間に合った間仕切り壁を撤去して空間的に繋がるプランにしました。
また、写真では雨戸が閉まっていますが南面には大きなサッシがあり、その先にはお庭が広がっているシチュエーションでもあることから、
その景色を調理中も楽しめるようにダイニングテーブルと調理台を兼ねたアイランド型キッチンを造作で制作することにしました。
間仕切りを解体した様子です。
当時の図面には表記はありませんでしたが、筋交が出てきました。
この壁を補強しながら新しい開口を造ります。
耐力壁を新たな造って、構造の補強として新しい梁と柱を入れます。
見た目も綺麗になって気持ちいいですね。
次回はキッチン台を設置した状況をご報告しますね。その頃には素敵な台所になっている予定です。
それではまた。